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6. グランドキャニオン(2)


 途中の中間地点にはちょっとした休憩所の空き地があり、そこではたくさんの人がテントを張ってキャンプをしていました。中に日本人の小学生を連れた家族もおり、お父さんは「グランドキャニオンに来て夢がかなった」言ってかなり興奮していました。

そのあたりまで、ハイキングは快調でしたが、午後になってもまだ、谷底まではかなりあるようで、やはり標識に書いてあった通り、日帰りは無理であることを実感し始めました。まあ、こうなったら仕方がない、行くとこまで行くしかないと思い、とにかく歩きました。

予想以上のきつさと、暑さで、だんだん体力も消耗してきました。水筒には水の中に紅茶の パックを入れて持っていましたが、それをちびちび飲みながらひたすら歩きました。だんだんハイキング道の傾斜もゆるくなり、谷底も近くなったとわかりまし た。その付近に屋根付きの小さな休憩所があり、そこで一休みしましたが、そこにはティーンエイジャーか20歳くらいの女性が2人いました。「ドイツから来 た」と言っていました。





その時点で既に3〜4時頃になっていたと思いますが、もうそこからとても引き返す体力もなく、そこで野宿をすることも覚悟しましたが、とにかくファントム・ランチへ行くだけいってみようと思い、足を引きずりながら歩き、ようやく谷底のコロラド川の岸辺に到着しました。そこでは何人かの人たちが足を水につけ休憩していました。

グランドキャニオン川底のファントムランチ

川は茶色の濁流が渦巻いて流れていました。
川を横目に見ながらしばらく歩いてようやくファントムランチに足を引きずるようにしながらたどり着きました。


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